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皮脂分泌をコントロールするレーザー治療

肌が皮脂を分泌しすぎて、毛穴の開きやてかり、また薬用でも治りにくい大人ニキビを発生させやすくなることがあります。毛穴の開きを治療する場合には、皮脂の分泌が過剰な状態を改善する必要があり、内服薬としてはビタミンBを服用する手段が取られてきました。そして近年ではレーザーを用いた治療が高い効果を上げています。

レーザー治療では、あらかじめケミカルピーリングなどで角栓を除去し、毛穴を広げてからカーボンクリームを塗布し、ヤグレーザーやQスイッチアレキサンドレーザーなどを照射します。カーボンクリームにレーザーの熱が集中することで、毛穴の周囲で伸びきっていたコラーゲンが一度破壊され、新たにコラーゲンが生成され、毛穴が引き締まるという仕組みになっています。

副作用として、肌が赤くなったり、出血することもあるなど、ある程度の痛みはあることを覚悟する必要があります。より短期間で効果を上げるのであれば、スーパーパルス炭酸レーザーなどを使用する手がありますが、よりリスクも高まることを忘れないでください。